尾行調査

探偵事務所や興信所の調査としてイメージしやすいのが尾行です。これは不倫や浮気の素行調査、住所割出しなどで必要となります。

この尾行調査で非常に大切なこととしては、事前の情報収集、現場確認、行動パターンのシミレーション、調査員同士の連携の仕方などをしっかりと確認しておくことです。つまり事前準備がなによりも必要になってきます。

対象者はどのようなルートで行動しようとするのか、現場の状況を踏まえそのためには車、バイク、自転車、徒歩などの尾行方法、調査員の人数をどのように配置するのかなどを検討しておきます。

参考までに調査員は2名で行動することが多いです。そのため、2カ所を1人ずつ張込むということはあまりしない探偵社が多いように思います。

仮に２ケ所で張込みが必要な場合には、料金は少し高くなりますが、3名～4名ほどの人数をかけて調べるようにしているのがほとんどだと思います。

次に尾行調査で失敗するケースとして多いのが、対象者の初動行動時であると言われています。そのため特に、対象者の確認及び尾行の開始時にあせらずに冷静な対応をすることが必要です。

調査する時間帯や交通量などにもよりますが、一般的に徒歩尾行の方が簡単だと思います。徒歩尾行の難しいところはやはり、対象者がマンションに住んでいるような場合に、尾行して部屋番号までを割り出すところにあると思います。

徒歩よりも自動車にて移動する対象者をつけていくほうが難しいです。相手の警戒度合いにより、自動車を2台、あるいは自動車1台のバイク1台の連携プレーが必要になることもあります。

もしくは1度に調査する時間等を区切り、少しずつ最終目的に近づけていくようなステップ方式での調査が必要になることもあります。

相手がほとんど警戒していない場合には、徒歩尾行にしろ車両尾行にしろ、普通の人が考えるよりも対象者に近づいて調査しているのが現状です。

調査員 探偵興信所